めだかの共食い防止方法2017.12.31
めだかの共食い防止方法
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めだかはよく共食いをしてしまいます。しかし、これはめだかに限った話ではなく、魚は大体が共食いをします。とはいっても、飼い主からしたら、めだかが共食いをしてしまうことはとてもつらいです。この共食いは、ちょっとした工夫で防ぐことができます。
共食いさせない環境づくり
まず、めだかの共食いとはどういうものかを知る必要があります。めだかの共食いは、ザリガニのとはまた違ったものです。ザリガニは同じサイズの成魚同士で共食いをしてしまいます。しかし、めだかはそうではありません。めだかの共食いは、自分の口に入るサイズのめだか、もしくは卵に限定されています。
ということは、めだかは同じサイズ同士では共食いをしないということになります。そのため、めだかの共食いを防ぐ方法は、同じサイズのめだかを水槽に入れることです。一匹だけ大きいめだかを入れてしまったりすると、そのめだかがほかのめだかを食べてしまいます。めだかをサイズ別に分けるということは非常に重要なことです。
また、めだかの世界では親のめだかは子どものめだかを平気で食べてしまいます。たとえ実の親子であったとしても例外なくそうしてしまいます。親めだかにとって、子どものめだかは口に入るサイズのめだかでしかないのです。そのため、親子を離れ離れで飼育するのはかわいそうだという感情は通用しません。必ず例外なく、めだかはサイズで分けましょう。また、稚魚や卵はより食べられやすいです。毎日水槽の状態を観察しましょう。そして、仮にめだかの卵や稚魚を発見したら、速やかに別の水槽に移して飼いましょう。さらに、この稚魚がある程度成長した場合も、同様にサイズ別に分けます。
めだかの成長は人間と同じで個体差があります。早く大きくなるめだかもいれば、あまり大きくならないめだかもいます。そのため、めだかの子ども同士でも共食いが起こる可能性は十分に考えられます。稚魚がある程度成長したら、また新たにサイズ別に分ける必要があります。サイズ別に分けることを怠らなければ、めだかの共食いが起こるということはまず考えにくいです。
これは共食いなのか
めだかの水槽をよく見たら、めだかの量が明らかに少なくなっているということは実際よくあります。そういった際には、まず共食いを疑う人も多いですが、実はそれは共食いではないこともあります。
その原因の一つとして考えられるのは、単純にめだかが死んでしまったということです。寿命を迎えて死んだり、病気にかかってしまったりと、めだかには様々な死因があります。そして、これらのめだかの死骸が草の影や水槽の裏側に行ってしまうことで、いなくなったように見えるのです。また、死骸をほかのめだかや水質をきれいに保つために水槽にいるエビや貝などが食べてしまったためにいなくなったということも十分に考えられます。食べかすとして残った骨やかけらは、水槽内のバクテリアが食べることによって、きれいに死骸がなくなることもあります。
しかし、このバクテリアの分解に頼ることはあまりいいとは言えません。なぜなら、バクテリアが死骸を分解する際に、有害物質を発生させることがあり、それによって水質が急激に悪化する可能性があるからです。そのため、できるだけ飼い主がこまめに水槽をチェックし、死んでいるめだかを見つけたら、しっかりと取り出して適切に処分をしなければなりません。
まとめ
めだかの共食いはサイズ別にめだかを分けることで防止できます。また、めだかがいなくなるのは共食いだけではないので注意が必要です。以上の点に気を付けてめだかを飼育してみてください。また、最近ではめだかは通販で購入することができます。めだかを飼いたいと思っているならば、ぜひ紀の国めだかのオンラインショップを利用してみてはいかがでしょうか。
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