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めだかの飼育に欠かせない底床について2018.01.16

めだか 飼育 底床

 

めだかの飼育に欠かせない底床について

 

 

この記事を読むための時間:7分

 

初めてめだかを飼育するなら、底床のことについていくつか勉強しておきたいものです。なぜなら、どんな底床にするのかによって、めだかを長生きさせることができたり、水槽の中の清掃が楽になったりとメリットが多いからです。

 

底床を作っておく理由とは

 

そもそも底床とは一体何かというと、水槽の底に敷いている砂利や砂のことです。飼育環境に適したものを入れておけば、バクテリアが繁殖します。このバクテリアがいることによって、めだかにとって有害物質となるものを分解してくれます。水質が良くなるため、めだかを長生きさせられるというわけです。

 

それ以外にも、めだかしかいないと見た目が寂しいと感じる人も多いでしょう。その点、底床に土や砂利があると水草を育成できますから、水槽の中が華やかになります。だからといって、どんなものでも良いわけではありません。中には手に入れるのが簡単だからと、園芸用を使用する人もいますが、これは避けておきたいです。理由は肥料が混ぜ込まれているケースがあって、その場合水に溶け出してめだかに害を及ぼす可能があります。

 

加えて水質も悪くなりますから、使うなら水槽用のものにしておく方が無難です。他にも、めだかを鑑賞しやすいものにしておくのも大切です。黒っぽい底床の水槽に黒めだかを入れると、どこにいるのかわからないです。そこで黒めだかを飼育するなら、底床は白くするなどの工夫をしておくと良いです。

 

めだか 飼育 底床

 

底床に使われるポピュラーなもの

 

めだかがいる水槽の底床に使われるものの中で、もっともポピュラーなのがソイルです。これは水槽で使うために作られた土で、栄養を含んでいるので水草を育てる際に適しています。粒の大きさがいろいろ選べるのですが、パウダータイプにしておくと、水を含むことによって泥のようになるため、水草が抜けにくいです。

 

もっと安価でソイルを利用したい場合は、ノーマルなものを使いましょう。粒が大きいので水が通過しやすいおかげで、ゴミなどが底に溜まりにくいです。予算に余裕があるなら、両方購入しておくというのも良い方法です。底にノーマルのソイルを敷いておき、その上にパウダーをのせます。すると通水性が優れているうえに水草が抜けてしまうといったことも少ないため、めだかにとって良い環境が作れます。

 

気をつけておきたいのは、ソイルは徐々に粒が崩れていってしまう点です。有害物質を吸収できなくなる、通水性が落ちるなどといった機能低下がみられます。どのメーカーにするのかによっても多少は違いますが、たいていは一年から二年を目安に取り替えるようにしましょう。

 

それ以外の底床に使用されるもの

 

大きめの石を使った底床を礫と呼びます。石なので、ソイルに比べると削れにくいため長期間使用することが可能です。基本的に礫は、水草やバクテリアを育てるというよりは、水槽の中の景色を良くするために使われています。直径が大きいので、底面フィルターに詰まる恐れがあることを頭に入れておきたいものです。

 

そして角がある礫を使ってしまうとめだかが傷つくこともありますから、礫同士で擦り合わせてある程度丸くしておくと安心です。礫が使いにくいなら、もう少し小さい砂利を選んでみましょう。礫と同様に、こちらも栄養分がなく、水草を育てるのには向きません。しかし通水性に長けているのでゴミが溜まりにくく、水槽内を清潔に保ちやすいです。もともとが丸くなっているものが多いので、礫に比べてめだかを傷める確率を下げられます。

 

それぞれの特徴を知って上手に底床を作りましょう

 

底床はめだかを飼育するために必要不可欠です。最近ではソイルが主流ですが、水槽内が寂しいなら礫を使っておくと見た目に変化を出せます。それ以外にも砂利などがあって、ゴミが溜まりにくいなどといった利点があるため、いろんなものと組み合わせて使っておくと良いです。

 

 

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