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初心者がメダカの飼育をするのに適した水草5選2017.12.28

初心者 メダカ 飼育

 

初心者がメダカの飼育をするのに適した水草5選

 

 

この記事を読むための時間:15分

 

メダカの飼育において水草は必要不可欠なものです。メダカを買ってきて水槽に水を入れてエサをあげてるだけでは飼育しているとは言えません。水草はメダカを含む魚にとって生活していく上でとても大切なものなのです。その中でもメダカに適している水草を紹介していきます。

 

アナカリス

 

アナカリスはオオカナダモの別名で金魚藻の一つです。アナカリスの最大の特徴は安価で手に入り悪環境でも成長するのでメダカを飼った事がない初心者にオススメ出来る水草になります。弱酸性~弱アルカリ性の水質に対応しており水温は13℃~30℃と幅広く丈夫なのでメダカの水槽とは相性もバッチリなのです。

 

川や湖にも生息しており店で購入しなくても手に入りやすいのも特徴の一つと言えます。更にCO2添加の必要もなく冬なども凍結しなければヒーター無しでも枯れる事もありません。注意点ですが、川や湖で取れると書きましたがそういった場所で採取したものは寄生虫やスネール、有害な病原菌などが付着している可能性が高くせっかく水槽に入れてもメダカが死んでしまう事もあります。そうならないためにもまずは水槽に入れる前に殺菌してください。そして数日経った後に他の容器に移しスネールなどが付いてないか確認しましょう。

 

一方、店でアナカリスを購入した場合は農薬が付いてないか確かめることが大切です。農薬が付いていただけで死んでしまう可能性が大いにあります。そしてもう一つ店で購入した時の注意点ですが金属製の重りが付いている場合があり、金属自体生体によくありません。巻いている部分から腐ったり枯れたりする事もあるので購入したら外してから水槽に入れましょう。他にも繁殖力が強くすぐに成長し伸びてしまうため、外観が悪くなるだけはなく日光を遮ってしまします。ですので、他の水草に比べてトリミング(切って整える事)は頻繁に行わなければいけません。しかし上手く育てればライトグリーンで大変綺麗に育ち白い花を咲かす事もあるのでやりがいはあると思います。

 

 

マツモ

 

メダカを飼育する上で水草の大定番と言われているのがマツモです。世界中の河川や湖沼に生息しており日本にも多く分布している多年生植物になります。淡水の幅広い環境で生育するため淡水魚との相性がバッチリな水草です。また、根を持たず水面下を浮遊している事から別名:根無し草とも呼ばれています。そんなマツモですが弱酸性~弱アルカリ性の水質に対応しており適応水温は15℃~25℃でCO2添加も必要ありません。

 

また、メダカとの相性が良く価格も安いので、多くのメダカ愛好家に好かれています。更にマツモは成長も早く水中の水質悪化の原因となる余分な養分を吸収する効果を持っており高い水質浄化の力に期待できる水草です。そのまま浮かせても良し、束にして飾るも良しで外観を楽しむ事も出来ます。増やし方も簡単で数節にカットし水面に浮かせて日光に当てておけば自然と増えていきます。そんな万能なマツモですが環境の急激な変化には多少弱いとこがあり枯れてしまう可能性があります。

 

環境の違いによって天頂葉の色が違う場合があり、光の量が多ければ茶色になり肥料の量が少なければ赤くなります。マツモは根を持たない植物なので植える必要はありませんが仮に植えてしまった場合は、その部分に光が当たらなくなり葉が抜けたり溶けたりするので注意しましょう。同じように重りを付けて沈める場合も付けた部分から腐っていくので沈めるときはそうならないような工夫が必要です。そこに気を付けていれば非常に扱いやすい水草ですので、一度試してみてはどうでしょう。

 

マツモ

 

カボンバ

 

カボンバはハゴロモモ科に属する植物の分類群であるハゴロモモ属の学名です。カボンバは華やかで繊細な葉が美しくアクアリウムを彩る水草として重宝されています。上手に育てればより美しいメダカ鑑賞が出来るでしょう。こちらも価格的には安くなっているので購入もしやすいと思います。

 

しかし、カボンバはアナカリスやマツモほど丈夫ではなく適応水質も酸性~弱酸性となっておりアルカリ性に近づけば近づくほどバラバラになる危険性が高まります。また硬水も苦手なので気を付けてください。適応水温は15℃~28℃となっておりますが少しでもそこから外れると葉が枯れたり溶けたりする原因になってきます。一度適応すれば育成が可能ですので辛抱強く育てる事を勧めます。カボンバは根を張って養分を吸収する有茎水草の為、底床に埋め込む必要があり育成するのが少し難易度高めになってます。CO2を添加すれば育成しやすいので環境が整うまではそういった事をするのも一つの手だと思います。

 

植えこむ時の注意点ですが店でカボンバを購入した際に根本を鉛やウール、スポンジなどで固定している場合があります。短期間水中に置いておくだけなら問題はありませんが長期的に置いて育成するとなるとそういった場所から根や茎が腐っていってしまいます。必ず綺麗に外してから植えるようにしてください。総じて金魚藻の中では難しい部類に入るので初心者の方にはオススメ出来ませんがある程度飼育に慣れたら挑戦してみるのも良いと思います。

 

 

ウィローモス

 

ウィローモスは日本に生息しているミズゴケの一種です。石や流木に着生して生活しており、水を入れたバケツに入れ半日影の野外に放置していただけでも育ちます。増やすのも簡単なのでメダカ飼育の初心者でも扱いやすい水草です。

 

CO2添加の必要はありませんが添加した方がより綺麗に育つため環境次第では試してみるのもいいでしょう。また水草の中でも丈夫で着生する性質を利用して石や流木などに巻き付けたり、他の物を隠すカモフラージュにしたりとアイデア次第で自分だけのアクアリウムを作る事も可能です。

 

コケ取り対策やメダカを飼育している水槽を綺麗に使いたい時にはヤマトヌマエビやミナミヌマエビを入れると相性バッチリでいい環境になります。これと言ってダメな部分や難しいところはありませんが繁殖力は非常に高く成長スピードも速いので頻繁にトリミングが必要な点に注意してください。

 

ホテイアオイ

 

ホテイアオイはメダカの飼育に相性抜群と言われている美しい花を咲かせる水草です。湖や沼に分布しており日本でも帰化植物として知られています。育成が容易で日当たりが良い野外に水に浮かべておくだけで成長します。適応水質は酸性~弱アルカリ性でCO2添加も必要ないので初心者でも扱いやすいです。

 

メダカとの相性はとても良くメダカの糞などの排泄物はホテイアオイの肥料になり、それによって水質浄化と水質の安定化も図れます。更にホテイアオイには水中にたくさんのメダカの産卵床のようなひげ状の根を垂らしているのでメダカが卵を産み付けるのに最適な場所にもなるのです。しかし比較的丈夫なホテイアオイですが冬になると枯れるという弱点があります。更に日光が足らなければ全体的に細くなり枯れてしまう事もあります。

 

そして一番注意してもらいたいのはその繁殖力です。ホテイアオイは繁殖力旺盛で肥料を与えると爆発的に増えてしまいますので肥料は与えず適度な日光を与えましょう。前述した通りメダカとの相性を考えると是非使用してもらいたい水草です。

 

まとめ

 

メダカの飼育に適した水草を5つ紹介しましたがどうだったでしょうか?この中でも初心者に特にオススメしたいのはアナカリス、マツモ、ホテイアオイです。育てやすく環境の変化にも強いのでメダカの飼育を始めようと思ってる人は是非参考にしてみてください。

 

 

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