朱色の美しい楊貴妃メダカとは2017.12.22
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朱色の美しい楊貴妃メダカとは
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現在、様々なメダカが市場には流通し愛されています。楊貴妃メダカはその中でも人気な品種の中のひとつで、美しい赤いうろこを持つかわいらしいメダカです。その美しさから名前の由来である中国の世界三大美女の一人、楊貴妃に例えられています。
楊貴妃メダカはどのような品種?
楊貴妃メダカはヒメダカの遺伝子操作による改良によって生まれたメダカです。ヒメダカより体表面の白の色素が多く美しい色合いを持ち、品種改良種に心配されがちな体の丈夫さも十分にある品種です。真っ赤な色合いから数多くあるメダカの中でも人気で、綺麗なうろこは水槽のライトの光を美しく反射します。
稚魚の頃は色がまだ定着しておらず浅い状態ではありますが、成長とともに次第に色づいてきて成体になる頃には真っ赤に染めあがるため、成体を飼うだけでなく稚魚から育てて経過を観察することもまた面白いメダカです。生態や特徴は一般的な野生のメダカに似ており、野生のメダカが持つ黒の色素を突然変異によって失った種類がヒメダカとその系統です。体長は3センチメートルから4センチメートル程です。
楊貴妃メダカを含めたメダカは雄と雌で体型が異なり、雄は背びれに切れ込みがあり尾びれが長いのに対し、雌は背びれに切れ込みがなく尾びれが短いなど特定の部位での違いがあります。体格は雄の方が雌より大きく、見慣れてくると見分けがつきやすくなってきます。
メダカの飼育で重要な水槽の水とエサ
楊貴妃メダカをふくめメダカは小さい体であるためにデリケートな面も持っています。飼育環境の整備はメダカを健康にする為には必要不可欠で、寿命も左右してしまうことがあるほど飼育の中では重要な要素を占めています。飼育環境は主に水の状態に大きく左右されます。水の状態はメダカの健康に直接影響します。
特に水質は野生のメダカがきれいな水に生息していることと同様健全な状態に保つことが重要です。水質は水槽の底に敷く砂利や水草が大きく関係しています。砂利は水槽の見た目にアクセントを付け加えるだけでなく、その中にバクテリアを生息させ餌の食べ残しや排せつ物など水槽を汚してしまう有機物を分解させる重要な役割を担っています。
また水草も水を綺麗にする力を持っているほか、メダカの隠れ家になったりします。はじめに水槽に入れる水は汲み置きして塩素を飛ばした水道水がおすすめです。水温は20度から28度程度が最もメダカにとって快適な水温です。極端な水温になってしまうとメダカにとってはストレスになってしまいます。
水の水素イオン濃度を表す指標であるpHは6.5から7.5が最もよいです。メダカは野生のものはミジンコやボウフラ、動物性プランクトンなど様々なものを食べています。人の手で飼育する場合は飼育用に製造された人工の餌を与えます。人工の餌は小麦粉などを練ってつくられたものが多く、ほとんどが粉状です。
またミジンコを人工的に育てて与える方法もあります。この場合はメダカの水槽とはまた別にミジンコを繁殖させるスペースが必要になります。屋外でメダカを飼育している場合はプランクトンやミジンコが自然発生することがあり餌の与え忘れの心配が減ります。
メダカを他の種類と混泳させる場合は注意が必要
メダカは小さいサイズであるために爬虫類や大きな魚と一緒の水槽で飼育すると捕食が起きてしまう可能性が高まります。混泳させても捕食が起きず安心な生き物はメダカと同程度の大きさのエビや貝類が当てはまります。
メダカは楽しく飼育できる
楊貴妃メダカをはじめ、メダカはある程度の注意を払えば問題なく飼育できるほか、飼育の手間もあまりかかりません。メダカ飼育は観賞や餌やりなど様々な楽しみがあり、しっかり飼育すれば楽しい趣味になります。紀の国めだかでは徹底した管理を行っているためメダカの状態もよく保たれ、日々の生活に潤いを与えてくれるメダカを手軽に入手することができます。
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紀の国めだか
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