発泡スチロールで手軽にめだかを飼育してみましょう2018.01.04
発泡スチロールで手軽にめだかを飼育してみましょう
この記事を読むための時間:7分
めだかを飼うとなると高い水槽などを新たに購入しなければならないと想像される人もいるかもしれませんが、実は発泡スチロールで簡単に飼育する事ができます。発泡スチロールは単に安価で飼育できるというだけではなく、さまざまな面でめだか飼育に向いているので初心者には最適なのです。
発泡スチロール容器で飼育するメリット
発泡スチロールでのめだか飼育のメリットを挙げると大きく3つあります。まず安価である事。ガラスの水槽などを購入しようとすると結構な金額が掛かり、それが飼育をためらう原因となってしまう場合がありますが、発泡スチロールであれば非常に安く購入する事が可能です。
買うにしても数百円、近所の市場や魚屋などで譲ってもらえればタダで済みますし、初心者でまずは手軽に始めたいという場合にはとても向いています。また、発砲スチロールという素材も飼育には適しています。軽くて柔らかい素材なので運搬がしやすいという特徴があり、万が一運搬中に落としてしまったとしても柔らかいのでガラスの様に割れてしまう心配もありません。
万が一破損したとしても元々が安いので買い替えも簡単にできます。実際に飼育する上で水温というのが非常に重要となってきますが、急激な水温の変化はめだかの健康を損ねるばかりか、場合によっては死なせてしまう場合もあります。夏の強い日差しや冬の冷え込みなど、環境によって水温は瞬く間に変化してしまうので、飼育する上では温度管理というのはとても大切です。そういった点においても発泡スチロールは適しており、保温性と断熱性に優れているので水温の変化に強く、他の素材の水槽と比べても水温の変化が少なく、めだかへの影響も軽くなります。
飼育する上で気を付けたい事
発泡スチロールはめだかの飼育容器として非常に優れていますが、注意しておきたい点もいくつかあります。いざという時に困らないよう、飼う前にあらかじめ知っておきたい所です。まず発泡スチロールという素材についてです。軽くて柔軟性があるというのはメリットでもありますが、一方で壊れやすく変形しやすいという面もあります。
一般的なガラスの水槽と比べると劣化が早く、あまり劣化した容器を使い続けていると穴が開いて水が漏れたり、外気温の変化に弱くなって水温が変化しやすくなってしまうようになります。対策として、ある程度の期間が経ったら新しい容器に交換しましょう。価格自体は安いので、費用面での負担は少なくて済むという点は長く飼育していく上では助かります。また水温が変化しにくいというのはメリットでもありますが、デメリットとして作用する場合があります。
水温が変化しにくいという特性は、裏を返せば一度水温が下がってしまうと下がったまま、上がってしまったら上がったままという事になります。めだかにとって良くない水温の状態が長く続かないように水温には十分注意しておかなければなりません。飼育する場所にも気を付けて、あまり日差しが強すぎる所や冷え込みが厳しい場所など、極端に温度が変化するような所には置かず、良好な環境で飼育するという事も重要となってきます。
生き物を育てるのは楽しい
生き物を育てるというのはとても楽しいです。最初見た時には小さかっためだかが手間暇をかけて徐々に成長していく姿は他の趣味では味わえない喜びがあります。命というものの尊さ、生き物が生育する上での環境の重要性など、めだか飼育を通して学ぶ事はたくさんあるのです。
自身の趣味として発泡スチロール容器で飼育するのも良いですし、お子さんと一緒に育ててみるというのもおすすめです。生き物を育てるというのは子供の教育にとって良い影響を及ぼします。マンションなどに住んでいるとなかなか犬や猫を飼うことは難しいですが、めだかであればどこに住んでいても飼えるというのも嬉しい点ですし、大きな魅力でもあります。
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